理学療法士や作業療法士の資格をとるための最後にして最大の試練。
国家試験。
近年は合格率も徐々に下がり、問題の質も高く、本腰を入れて勉強をしなければ痛い目に合います。
国家試験対策には、いわゆる「国試対策本」だけでは物足りないと思いますが、
国試対策本が勉強のサポートをしてくれるのも事実。
この記事ではいくつかの国試対策本を紹介します。
なお、この記事で紹介している本は全て2019年に最新版が発行されています。
国家試験対策の本は必ず新しいものを買いましょう。
クエスチョンバンク
「QB」として親しまれる国試対策本の王道。
掲載問題数は多くありませんが、解説が豊富。
特にイラスト付きでまとまった解説は受験生が求めているもの。
共通問題編と専門問題編があります。
国家試験会場でも受験生が抱えている姿をよく見ます。
PTOT国家試験必修ポイント
QBと並ぶ国試対策本の王道。
カラーページの多い解説も詳細でわかりやすい。
基礎医学編、基礎PTOT学、臨床医学、障害別PTOT治療学の4本立て。
全てにオンラインテスト付き。
唯一難点があるとしたら、4冊そろえるのにお金がかかる点くらい。
国試の達人
国家試験のバイブル。と銘打っています。
国家試験に必要なキーワードが丁寧に網羅されています。
解説が親切とは言えませんが、国家試験で点差の出るかゆいところに手が届く一冊。
どんな本を選んでも、どうしても国家試験対策本だけでは限度があるのですが、
国試の達人は「何から勉強したらいいのかわからない」人には最適かもしれません。
国試の達人でわからないところを教科書などで確認する。これが一番基本的な勉強方法かもしれませんよ。
理学療法士 作業療法士 国家試験問題 解答と解説
何の変哲もない本のタイトルですが、過去10年分の問題を収録したCD-ROMが魅力的。
なぜ魅力的なのか。それは問題がジャンル別に分かれているからです。
多岐にわたるジャンルから出題される国家試験。
自分の苦手ジャンルの克服は必須の課題です。
あと、もしかしたら学校の科目試験対策にもなるかもしれませんね。
理学療法士国家試験過去問題集
問題集です。
過去10年分の問題と解答のみを掲載しています。
国家試験の勉強は過去問の解答と分析に尽きます。
合格のためには最も大切な本かもしれません。
厚労省のHPに過去問のpdfはありますが、印刷するのがめんどくさい人はこちらの本を買いましょう。
何度も言います。過去問の分析は必須です。
PTOT基礎から学ぶ画像の読み方 国試画像問題攻略第3版
2019年3月 第3版発行
最近国試問題での配分が多くなってきている画像問題。
脳画像、胸部画像、骨の画像
これらの問題は毎年必ず出題され、しかも高配点も問題が多いです。
国家試験の合格には画像問題の攻略が必要不可欠。
この本は画像の読み方の基本的事項を解説した本ですが、
国家試験の過去問も収録されており、国家試験の画像問題対策に役立ちます。
国試の画像問題をクリアする時に最高の本でしょう。
以下、アマゾンでの価格です。参考にしてください。