初級編は解剖学を学び始めの学生や苦手な人向け。
中級編は学生から臨床向け。コメディカルの国家試験にも役立ちます。
上級編は一冊は置いておきたい権威のある解剖学書。
そんな本を紹介してみました。
画像はアマゾンにリンクしています。
初級編
全部わかる人体解剖図
2010年。
内容はわかりやすく、しかし適度に詳しい。
特に組織や内臓に関する解剖学は十分網羅されている。
理学療法士や作業療法士にはこの本に骨や筋肉に詳しい下のような本を追加すると良いでしょう。
この「筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」は理学療法士が監修しています。
おもしろい解剖学
2017年。
解剖学のように難しい学問を理解しようとする時、どのようにとっついていくのかは人それぞれだと思います。
この本のように漫画でわかりやすく解説してある本も解剖学の初歩を勉強するのにはうってつけかもしれません。
漫画と言っても内容はかなり詳しい。しかもわかりやすい。おススメです。
中級編
解剖学トレーニングノート
2018年。
新しい本。書き込み式の解剖学ノート。
この手の本は内容が薄いものも多いですが、このノートは医学部の学修にも対応しており十分な手ごたえ。
一冊ノートを仕上げることで、国家試験の点数アップも間違いありません。
イラスト解剖学 第9版
2017年。
私はこの本で解剖のほとんどを学びました。
グレイやネッターなどの権威のある詳しい解剖学の本を見て、
理解できない部分をこのイラスト解剖学で学ぶ。
最も優れた解剖学の学習方法ではないでしょうか。
イラスト解剖学はコラム的な内容も盛りだくさんで、豆知識もたくさん見につきます。
何度も改訂されているところも良書の証。
上級編
グレイ解剖学 原著第3版
2016年。
カラー写真を含む図解が豊富。
中でも体表解剖やエックス線、CT画像を中心とした臨床的な話題も豊富に記されている点はこの本をおススメする最も大きな理由です。
何かわからないことがあった時、私は最終的にグレイ解剖学です。
電子書籍付きです。
ネッター解剖学 原著改訂6版
2016年。
電子書籍付きです。複数ダウンロードできるらしいです。
世界中の医療関係者たちが学んでいる本。
臨床医学よりも解剖学に特化しており、解剖学書としてはグレイよりも詳しい。
次々に改訂され、次々に新しい本の出る解剖学。
書店に足を運んで、また新たな情報を載せていきます。